アストロロジーはFX投資家向けの鉄板法則?満月・新月がもたらすFXへの影響とは

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皆さんは、FXの勝率が月の満ち欠けに関係している話を聞いたことがあるでしょうか?
実際にFX取引の世界には「アストロロジー」といわれる手法があります。
これは、通貨の上下を西洋占星術に託して売買するという手法です。

日本ではこのようなトレード手法を嘲笑する投資家もいますが、海外では一定のアストロロジーの法則を意識して売買を行っているプロの機関投資家なども少なくありません。

話を戻しますが、グローバルな市場でも意識されている「アストロロジー」
今回は、その中でも地球に最も近い月の「満月」と「新月」にフォーカスしたトレードについて詳しく見ていきましょう。

アストロロジーは欧米を中心に根強く存在する

ややスピリチュアルなお話になりますが、「地球は宇宙の一部であり、世の中の全てのものがなんらかの周期で動いている」といわれています。

人間も地球の構成物の一部ですので、頭を使い、様々なことを決定しているといっても、その大きなサイクルの中で、物事の判断をしているに過ぎないと言えるでしょう。

このような発想を前提に、金融市場の周期や相場サイクルに、占星術を導入し、売買に役立てようとする動きは、欧米を中心にして根強く存在しています。

アストロロジーを意識したFX取引の世界では、レイモンド・メリマン氏という有名なアナリストがいます。

メリマン氏の著書である、「相場とサイクル理論」の信奉者とも言えるトレーダーが数多く存在します。

相場が動きやすくなる理由

アストロロジーの法則に基づくFX取引は、とにかく奥が深いと言えるでしょう。

よく登場するのは、水星や金星の「順行」や「逆行」に伴う相場の動きの変化や「満月」「新月」などです。
また、「木星」と「天王星」の位置関係などにも綿密なアストロロジーの法則が存在していると言われています。

宇宙や自然が織りなす現象と、FX市場の相関性などは、海外の投資家の間では頻繁に語られております。

前述の通り、機関投資家などのプロと呼ばれる人たちにも幅広く浸透しているため、相場がアストロロジーの法則に基づいた動きになりやすくなるという見方もできます。

「満月」と「新月」の動きに注目

もし初級編として学ぶ場合は、理解しやすいアストロロジーの法則として、月に関わるものから着手することをおすすめします。

当然「満月」や「新月」をただ眺めていても、取引がうまくなるはずはありません。

月と為替(または株式)相場との関係においても、よく言われているのが、「満月」「新月」といった特定の日が、相場の大きな変動に繋がりやすいということです。

まず「満月」を基点とした場合、新月に向けて「相場は円安に向かう」といわれています。
また逆に、「新月」を基点とした場合、「満月」は円高に向かうことになるといわれています。

「満月」は月自体の引力が最も強くなり、人間社会でも様々な現象が起きると言われます。

たとえば「満月」の日は普通の日よりも出生率が高まるといわれますし、突発的な事件や殺人事件、自殺なども多くなることが知られています。
満月の夜に変身する狼男の話も、そういった関係があるかもしれないですね…

逆に「新月」は同じように月の引力が高まるにも係わらず、出生率は少なくなり、事故や事件も満月のように多くはならないということが知られています。

海面の潮の満ち引きが、月の満ち欠けや引力と大きな関係があるらしいということは広く知られています。

人間は体の大部分が水によってできていますので、月の引力にも少なからず影響を受けているのかもしれません。

さらに歴史を振り返ってみますと、織田信長が明智光秀によって討たれたとされる、本能寺の変は「新月」であったといわれています。

最も為替相場に近い歴史的な事件を例に挙げると、1987年の10月に起きた「ブラックマンデー」の大暴落は太陽系の惑星直列が起きた年と一致するとも言われています。

多くのトレーダーが、満月の時に共通した「何らかの行動」に出る可能性はゼロとは言い切れません。
しかし、「満月」になると、なぜドル・円で円高になる傾向があるのかについては、残念ながらまだ科学的には解明されておりません。

あくまでも根拠がはっきりせず、説明がつかないとされる、「アノマリー」の領域から脱し切れないのが、アストロロジーなのかもしれません。

しかし、多くのアストロロジーファンの間でも人気のあるサイトに、実際の「満月」や「新月」時のドル・円取引の結果を綿密に調査して開示しているものなどがあります。
これまでの事例をしっかりチェックしてみれば、何らかの法則が見つかるのかもしれません。

確率が7割以上なら乗ってみる価値あり

そもそもFX取引は、相場が上がるにせよ下がるにせよ、その確率は50パーセントなのです。

なので「満月」や「新月」にフォーカスしてドル・円が上がるか下がるかに賭けた取引の勝率が、50パーセント以上の70パーセントとか80パーセントほど担保されているのであれば、アストロロジーに乗ってみる価値は十分にあるといえるでしょう。

しかし、ドル・円以外の通貨ペアごとに「満月」や「新月」で相場がどう動くかということまで、調査しているサイトなどはほぼ存在しないようです。

もし試してみたい場合は、情報も多いドル円もしくは、ドル円との相関性が強い通貨ペアを選択されることをおすすめします。

ドル円とアストロロジーの関係性

過去にFX市場では「スーパームーンの満月の場合はさらに月のパワーが大きくなるのではないか?」といった説が飛び交ったこともありました。

しかし、そう何度もスーパームーンに遭遇できるわけではないため、過去の事例もはっきりせず、この説を有力視する動きはいまだ確認されていません。

アストロロジーの法則を取り入れた、ドル・円の取引にあたっては、「新月」から「満月」に向かう日柄でドル・円が円高方向に向かっているかどうかを確認しておくべきでしょう。

「満月」の当日のみ円高になると考えるのは短絡的と言えますので、この間の動きというものをチェックしてみることをおすすめします。

例えば「新月」から「満月」までの日数は毎回変化し、13.8日から15.8日となります。
この幅が生じるのは月の軌道自体が楕円を描いており、地球から離れているときには公転が遅く、逆に近づくと早くなることが関係しているといわれています。

この期間のドル円の動きは毎回同じとは限らない事も理解しておく必要があるでしょう。

逆に「満月」から「新月」に移行する期間も毎回微妙に変化することになるため、こちらも円安になる動きには毎回変化が出る可能性があります。

あくまで「新月」から「満月」まで、または逆期間の相対的な円高、円安を見る事になるでしょう。
その場合、日数などを調整して判断する等の臨機応変な観測と取引方法が必要でしょう。

毎回利用できるかどうかは分かりませんが、満月や新月の前後に意識して取引してみることにより、意外にも役に立つ場面があるかもしれません。

まとめ:人の考えが取引市場に影響を与える

アストロロジーに限らず、多くの法則には「人の考えから、実際の動きに影響を与える」相関性があります。
この考えは、FXのテクニカル分析の基本にも通じる部分があるでしょう。

アストロロジーは馬鹿げてると思われる事もあります。

しかし、グローバルなFX市場では、意外にも多くの人に信じられているということを念頭に、判断材料の1つとして覚えておくとよいでしょう。

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