本記事では、ロボアドバイザー(以下、ロボアド)として預かり資産・運用者数国内No.1の「ウェルスナビ(WealthNavi)」の登録方法・使い方・評判を見ていきます。ロボアドとは、AIの利用などにより自動的に顧客の預かり資産を運用し、運用益を分配してくれる資産運用サービスです。
目次
【必須知識】ロボアドと投資信託の違い
ロボアドの利用をするにあたり、「投資信託」との違いを理解することは、とても大事です。ロボアドと投資信託の違いを次の表にまとめました。
項目 | 投資信託 | ロボアド |
---|---|---|
投資先の選定・購入 | 投資家 | AI (システム) |
投資にかかる労力 | 大きい | 小さい |
投資リスク | 高い | 低い |
最低投資額 | 100円〜(積立投資) | 1万円〜(THEO) |
購入・運用 手数料 | 購入:1~3% + 運用:1%(年) | 購入:無料 + 運用:1%(年) |
投資までにかかる時間 | 約1週間 | 約3日 |
投資信託では、投資先の選定・購入は、投資家が自らおこなう必要があります。
そのため、投資にかかる労力も大きくなり、分散投資によるリスクのヘッジにも限界があります。
投資額や手数料に関して、投資信託は100円から積立投資をすることができます。
購入手数料が1~3%ほどかかりますが、近年ネット証券が購入手数料をゼロ円にする動きも見られます。
投資信託を始めるまでにかかる時間は、郵送も必要になるため約1週間かかります。
ロボアドは、投資作の選定・購入はAI(システム)が自動的に行います。
そのため、投資にかかる労力は小さく、資産クラスだけではなく地理的にも精密に分散したリスクヘッジの提供も可能になります。
ロボアドは、最低投資額は「THEO」が1万円からで、他のロボアドは10万円からのところが多いです。
手数料は、運用にかかるものだけです。
投資を始めるまでの時間は、ネット上で手続きを終了してから3日以内には開始できます。
ウェルスナビ(WealthNavi)の登録方法を見ていきましょう。
ユーザー登録
TOPに2ヶ所ある「口座開設」のどちらかをクリック。
そして、メールアドレスを入力して、「次へ」をクリックします。
すると、画像のように入力したメールアドレスに「4桁の認証コード」が送られてきます。
「4桁の認証コード」を確認したら、次の手順でユーザー登録が完了します。
- 認証コードを入力する
- パスワードを入力する
- 「ユーザー登録する」をクリック
口座開設
ユーザー入力が完了したら、お客様情報を入力します。
情報をすべて入力し、「本人名義であることを確認しました」にチェックを入れたら、「登録」をクリックします。
次は、本人確認書類のアップロードです。
本人確認で提出する必要のある書類は、「運転免許証と個人番号通知カード」の組み合わせか、「マイナンバーカード」のみのどちらかです。
今回は「運転免許証と個人番号通知カード」を例に見ていきます。
まず、運転免許証をアップロードします。
そして、個人番号通知カードも同じようにアップロードしたら、「次へ」をクリックしてください。
「運転免許証」も「個人番号通知カード」も、変更がなければ表だけをアップロードで構いません。
本人確認書類のアップロードが済んだら、次は規約等の確認を行います。
①から④までの箇所すべてにチェックもしくは選択する箇所は選択して、次に進みます。
③の箇所にある口座の種類は、基本的に「特定口座(源泉徴収あり)」を選択するとよいでしょう。
これによって、運用益から所得税と住民税が自動的に引かれるため、確定申告をする必要がなくなります。
そして最後の画面です。
「配達日の希望」のどちらかにチェックを入れて「配達希望を決定」をクリックしたら、口座開設の手続きは完了です。
後は、最短2営業日で送られてくる簡易書留を受け取るだけです。
そして簡易書留が届いたら、ログイン情報等が記載されています。
指示通りにログインし、リスク許容度を選択して、入金を行うと資産運用を開始できます。
ここでは、ウェルスナビの使い方を解説していきます。
ログイン
まずは、トップ画面右上にあるログインボタンを押しましょう。
すると、ログイン画面が表示されます。
メールアドレスとパスワードを入力して、ログインボタンを押します。
リスク許容度診断
次に、リスク許容度診断を行います。
この診断は、後からやり直すこともできるので、まずは気楽に受けてみましょう。リスク許容度診断では、5つの質問が選択式で聞かれました。
- 現在、何歳ですか?
- 年収はおおよそいくらですか?
- 所有する金融資産はいくらですか?
- 資産運用の目的は?
- 株価が1ヶ月で20%下落したら?
質問に答えると、次のような診断結果が表示されます。
今回は「100万円の投資額が、70%の確率で283万円以上になります」という結果になりました。
リスク許容度は、(低) 1 ~ 5 (高)と設定されています。
今回は、5/5と表示されているので、最も高いリスク許容度だということです。
今回の結果に納得できなければ「もう一度診断」ボタンを、納得できれば「リスク許容度を決定」ボタンを押しましょう。
「リスク許容度を決定」ボタンを押すと、「将来予想」「過去分析」「ポートフォリオ」の3つのタブが表示されます。
上の画像のポートフォリオのタブでは、投資対象の資産クラスと割合を確認することができます。
今回、リスク許容度が5/5と一番高かったため、株式中心のポートフォリオをロボアドが自動的に組んでくれています。
入金
最後に「入金」をすると、資産運用を始めることができます。
なお、ウェルスナビの最低投資金額は、10万円です。
ホーム画面の「入金する」ボタンをクリックしましょう。
入金には「クイック入金」と「振込入金」の2種類があります。
おすすめは、即時反映かつ手数料無料のクイック入金です。
「入金額」のところに振り込みたい金額を入力し、どの銀行口座から入金するのかを選択します。
後は、画面の指示にしたがって手続きを進めていきましょう。
入金が反映されたら、資産運用を始めることができます。
ここでは、WealthNaviのTwitterでの評判を紹介します。
本日ウェルスナビから3712円の分配金がありました。
定期的に分配金が出るので手数料の1%は軽くペイできます。
基本的にほったらかしなので仕事が忙しい人や初心者にはおすすめ。#ウェルスナビ
— パパリーマン@こどもとお金が好き (@8dXuIFoab8bZaEx) January 7, 2020
ウェルスナビは株を全くしたことない人にとってはすごい良いと思う。人によるけど1%の手数料でこの解持ってくるんでしょ?ETF、投資信託のワードで調べても溢れんばかりの個人投資家の比較、分析記事しか出てこない現状の中、初めての人が調べてこの解にすぐに行き着けるのか?を考えるとね。 pic.twitter.com/kF6uQcgrTf
— 星井みかげ (@MikageHoshii) July 17, 2018
幸いにも自分は投資信託、ウェルスナビから投資スタートしたので、一カ月で2倍になるだけでも「すげー!」と思い、短期で10倍、100倍…とかは全然期待してない。
短期で上がったものは、すぐ下がるという性質を理解して投資してる。堅実な銘柄を長期保有した方が稼げると思ってるので、ガチホ。— タクスズキ@働かずに配当生活(分配金などの投資実績・収入は固定ツイート、プロフィールに載せてます) (@TwinTKchan) January 9, 2018
初心者や忙しい人でも、堅実に資産が増えてくというコメントが多いようです。
本記事では、投資信託とロボアドの違いについて説明することから始め、登録方法・使い方・評判を解説しました。
初心者が、株式投資や投資信託を始めるのは少しハードルが高いですが、ウェルスナビでは投資の難しいところを代わりに行ってくれるので、気軽に賢い投資を行うことができます。
ぜひ、自分のリスク許容度をもとに、ウェルスナビで投資を始めてみましょう。