「SBI VCトレード株式会社」は、SBI証券や住信SBIネット銀行などの金融サービスを手掛けるSBIグループの中の仮想通貨事業を行う会社で、金融庁にも「暗号資産交換業者登録」に「関東財務局長 第00011号」として登録されています。
公式サイトには「ストレスフリーな仮想通貨取引を」「仮想通貨取引をもっとスマートに」をモットーにしていると発表しており、今後の取扱通貨の増加などのサービス拡大が期待されます。
本稿ではSBI VCトレードの口座開設方法と、使い方を解説していきます。
取引所名 | |
銘柄数 | 20 |
BTC最低購入額(販売所) | 0.0001BTC |
レバレッジ取引 | 2倍 |
日本円入金手数料 | 無料 |
公式サイト | https://www.sbivc.co.jp/ |
目次
SBI VCトレードで実施のキャンペーン
現在、SBI VCトレードが実施しているお得なキャンペーン情報についてまとめて紹介します。
新規口座開設キャンペーン
SBIVCトレードでは、ビットコイン(BTC)の日本円建て価格が史上最高値となる960万円台を突破し、4月にはビットコイン半減期が来ることから、新規ユーザーを応援するキャンペーンを実施中です。
キャンペーン期間の2024年3月1日から3月31日の間、SBIVC トレードで新規口座開設が完了した全てのユーザーに1000円がプレゼントされます。
しかも口座を開設した翌営業日に入金されるので、すぐにビットコインを購入することもできます。
SBI VCトレードの取り扱い銘柄
SBI VCトレードでは下記の20種類の銘柄を取り扱っています。
ティッカー | 通貨名 |
---|---|
BTC | ビットコイン |
ETH | イーサリアム |
XRP | リップル |
BCH | ビットコインキャッシュ |
LTC | ライトコイン |
LNK | チェーンリンク |
DOT | ポルカドット |
ADA | カルダノ |
DOGE | ドージコイン |
XLM | ステラルーメン |
XTZ | テゾス |
SOL | ソラナ |
AVAX | アバランチ |
MATIC | ポリゴン |
FLR | フレアトークン |
OAS | オアシス |
XDC | エックスディーシー |
SHIB | シバイヌ |
DAI | ダイ |
ATOM | コスモス |
SBI VCトレードの口座開設・登録手続きの方法
それでは、SBI VCトレードでの口座開設方法を紹介したいと思います。
・運転免許証 表面・裏面
・個人番号カード(マイナンバーカード) 表面のみ
・パスポート 顔写真ページ・所持人記入欄
・住民基本台帳カード 表面・裏面
・住民票の写し(個人番号・本籍地記載のないもの)
SBI VCトレードの公式ページに行くと、中央に表示されている『メールアドレスを入力』の欄に自分のメールアドレスを入力し、「無料口座開設」のボタンをクリックします。
入力したメールアドレスに確認メールが送られているので、内容を見てみましょう。確認画面の「メールアドレス」の項目には、先ほど入力したメールアドレスが記載されていると思います。もし誤りがあったり、確認メールが送られていない場合は、再送したり。もう一度手続きをやり直してみましょう。
送られてきたメールには登録用URLが記載されています。口座開設専用のURLをクリックして、本登録画面に移動しましょう。
またこのURLは届いてから24時間有効なので注意しましょう。
SBI VCトレードからのメールに記載されているURLにアクセスすると下画像①の「パスワード設定」のページに飛びます。
まず最初に行うのがログインパスワードの設定です。こちらで入力したパスワードがログイン時に用いるものになります。
パスワードは半角で8文字以上20文字以下で設定します。また英文字(大・小)、数字・特殊記号(&、$、など)のうち3種類を使用する必要があります。
確認用のパスワードの確認入力も済ませて、「同意します」の横にチェックを入れ「登録」ボタンを押すと設定は完了です。
すると上図②の「電話番号認証」の画面に切り替わります。本人確認の一部として電話番号の認証が必要になります。
電話番号の入力したら、希望する認証方法を「SMS認証」と「電話認証」から選択し「登録」のボタンを押します。
スマホでなく固定電話の番号を登録する場合は、「電話認証」を選択しましょう。
「電話番号認証」をすると「認証コード」が届きます。下画像のような画面に変わっているので、届いたコードを入力して電話番号の認証を完了させます。
次は基本情報の入力です。SBI VCトレードは全部で3ページに分かれています。
まずは、「氏名」と「生年月日」「性別」「国籍」「現住所」を入力していきます。
次のページでは暗号資産取引や投資に関係している確認事項の入力になります。
ほとんどの方は、暗号資産交換業者に関する仕事をされていないと思います。そのため表示されている項目を指示通りに問題なく回答できると思います。
最後にSBI VCトレードから日本円を出金する先の銀行口座の情報を入力すると、基本情報の入力は完了です。
画面下部の「口座名義」の項目にご自身の名前が表示されていると思います。出金先の銀行口座は必ずご自身の名義の口座にしましょう。
続いて本人確認作業に移ります。
まずアップロードする「本人確認書類」を選択します。
SBI VCトレードでは「運転免許用」「マイナンバーカード」「パスポート」「健康保険証」「特別永住者証明書」などが本人確認書類として使用できます。
次に「本人確認方法」を選択します。方法は「スマホでかんたん本人確認」と「郵送で本人確認」の2種類です。「スマホ」での本人確認はすぐに終わるのでおすすめです。
今回は「運転免許証」を使って「スマホでかんたん本人確認」を試してみました。
「スマホでかんたん本人確認」を選択すると画面にQRコードが表示されるので、スマホのカメラで読み込みましょう。
するとSBI VCトレードへのログイン画面に切り替わるので、口座開設の申し込み時に設定したパスワードを入力してログインします。
次に「スマホでかんたん本人確認」の流れを確認します。手順は「本人確認書類の撮影」から「顔写真の撮影」そして「リアルタイムチェックの撮影」となります。
「本人確認書類の撮影」が完了すると上の画像のように「顔写真の撮影」へと進みます。スマホの画面に表示されている指示に従って「リアルタイムチェック撮影」も完了させていきましょう。
最後に「口座開設の申し込みを受け付けました」の文字が表示されればSBI VCトレードの口座開設の申し込みは完了です。あとは審査結果がメールアドレスに届くのを待ちましょう。
今回は申し込みが完了した翌日に審査を通過し口座開設完了のメールが届きました。審査時間は状況によって異なるようですが、多少の時間がかかるので暗号資産を始めたいと思ったらできるだけ早く申し込みを完了させておいた方が良いでしょう。
SBI VCトレードのログイン方法
トップページへアクセスすると上部に「ログイン」ボタンがあります。それをクリックしてログインページへ移動しましょう。
ログインの手順は3点です。
①登録済みメールアドレスを入力
②パスワードを入力
③ログインをクリックする
これでログイン完了です。
SBI VCトレードのホーム画面を確認
ログインをするとホーム画面が表示されます。
ホーム画面では「①保有資産の総額」「②マーケット情報」「③最新キャンペーン情報」が確認できます。
マーケット情報では、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)をはじめ取り扱いのある12銘柄の価格が表示されています。
画面左に表示されている「メニュー」からは、暗号資産の売買のほか、暗号資産をSBI VCトレードに一定期間貸し出すことで、暗号資産を増やすことができる「貸コイン」や自動積立サービスの「積立」へアクセスすることもできます。
レバレッジ取引や指値取引などより多くの機能を使って暗号資産のトレードをしたい方はメニュー下部の「トーレーダーモード」にアクセスしましょう。
「トーレーダーモード」にアクセスすると再度ログインが必要になります。ログインが完了すると下記のような画面が表示されます。
SBI VCトレードの仮想通貨の買い方
それではSBI VCトレードで仮想通貨を買う方法を説明していきます。
ログインした後、ホーム画面右のメニューから「買う」を選択します。
すると上図のような画面が表示されます。
画面中央にはSBI VCトレードで取り扱いのある銘柄が価格とともに表示されています。
買いたい銘柄(今回はビットコイン)を選択します。
あとは購入したい「数量」を入力して、「買う」のボタンを押せば完了です。
SBI VCトレードのチャートの使い方
画面右の「チャート」を選択すると、下図のようなチャート画面が表示されます。
画像ではビットコインのチャートが表示されていますが、画面上部の銘柄リストから表示させたい銘柄を選択してチャートを切り替えることができます。
またチャートには「買いの値段」と「売りの値段」のどちらかが表示されています。
「買い」「売り」の表示切替は画面下部の左側のボタンで切り替えるようにしましょう。
画面右端にある「売る」「買う」のボタンをクリックするとそのまま表示されている暗号資産の銘柄の販売所のページにアクセスすることができます。
SBI VCトレードの入手金の方法
実際に暗号資産を購入するためには日本円の入金が必要です。SBI VCトレードの入金方法について確認しましょう。
画面右の「入出金」をクリックすると下図の「入金」のページに変わります。
あとは画面の指示に従って振込元となるご自身の口座がある金融機関を選択し、希望する入金金額を入力して、画面中央の「金融機関サイトへ」のボタンをクリックしましょう。
すると入金の確認される画面が表示されるので再度「金融機関サイトへ」をクリックします。ここから先は各金融機関サイトによって手順が異なるので、表示に従って手続きを進めましょう。
SBI VCトレードから日本円を出金する場合は、同じく「入出金」のページの下部にある「出金する」をクリックして、手続きを進めます。
SBI VCトレードの手数料
「手数料」は暗号資産(仮想通貨)取引所で口座開設を検討する際に確認しておくべき項目の1つです。「SBI VCトレード」の各種手数料はどうなのでしょうか?順番にチェックしていきます。
日本円の入出金手数料
項目 | 手数料 |
日本円入金手数料 | 無料 |
日本円出金手数料 | 無料 |
暗号資産(仮想通貨)の受取・送付手数料
項目 | 手数料 |
暗号資産(仮想通貨)の受取手数料 | 無料 |
暗号資産(仮想通貨)の送付手数料 | 無料 |
※他の取引所やウォレットから送付する場合の手数料はユーザーの負担
取引手数料(ビットコイン)
項目 | 手数料 |
現物取引(販売所) | 無料、スプレッドあり |
現物取引(取引所) | メイカー:-0.01% テイカー:0.05% |
レバレッジ取引(販売所) | 無料、スプレッドあり |
レバレッジ取引:ロスカット手数料 | 無料 |
レバレッジ取引:レバレッジ手数料 | 買い:+0.001% 売り:+0.011% |
レバレッジ(建玉)手数料 | 公式サイト参照 |
日本円の入出金に手数料が必要な取引所が多いなか、SBI VC トレードは入金と出金の両方の手数料が無料なので安心して始められます。
またSBI VC トレードで日本円を入金してビットコインを取引所で購入する場合は、注文時に注意するだけで基本的に手数料がかからなく取引できることが分かると思います。
SBI VCトレードのサービスの紹介
ここからはSBI VCトレードが提供している暗号資産(仮想通貨)に関わるさまざまなサービスを紹介します。
SBI VCトレードのサービスは主に次の4つになります。
現物取引
暗号資産(仮想通貨)の現物取引は、ビットコイン(BTC)などの暗号資産を買ったり、保有している暗号資産を売ることです。SBI VCトレードで現物取引を行う場所は、「販売所」と「取引所」の2つがあります。
「販売所」は、SBI VCトレード側で決めた価格で買ったり売ったりします。一方で「取引所」では、暗号資産を売買したい人たち同士で取引する場所です。買いたい人と売りたい人がそれぞれ価格と数量を掲示し、取引が行われます。
レバレッジ取引
暗号資産のもう1つの取引方法が「レバレッジ取引」です。
持っている資金の範囲内での取引になる「現物取引」に対して、「レバレッジ取引」は自分の資金以上の取引が可能です。日本国内の暗号資産のレバレッジ取引は、資金の最大2倍までの金額で取引ができます。例えば1BTCが100万円の時、50万円あれば1BTC分のトレードができることになります。
貸コイン
暗号資産をSBI VCトレードに一定期間貸し出すことで、暗号資産を増やすことができる「貸暗号資産」のサービスも提供しています。受け取る利用料については、貸し出す暗号資産の銘柄や貸出数量、貸出期間によって異なります。
保有している暗号資産をしばらく売却する予定のない人にとっては、何もしないで暗号資産を増やせる嬉しいサービスではないでしょうか。
積立
SBI VCトレードには、長期投資を考えている人に最適な「積立暗号資産」のサービスもあります。
500円から1円単位でビットコインなどの暗号資産の積立ができます。積立を行う頻度は、毎日・毎週・毎月のなかから好きな頻度を選択でき、サービス利用料などもないので気軽に始められるのも良いですね。
ステーキングサービス
SBI VCではステーキングサービスを提供しています。ステーキングとは、ブロックチェーンの安定稼働に貢献することで報酬として暗号資産を受け取ることができる仕組みです。
SBI VCのステーキングサービスの利用に申し込みは不要で、対象となる暗号資産をSBI VCトレードの口座に保有するだけで報酬を受け取ることができます。
ステーキングサービスの対象となる銘柄は下記の通りです。
ティッカー | 通貨名 |
---|---|
ETH | イーサリアム |
DOT | ポルカドット |
ADA | カルダノ |
XTZ | テゾス |
SOL | ソラナ |
AVAX | アバランチ |
OAS | オアシス |
ATOM | コスモス |
XDC | エックスディーシー |
SBI Web3ウォレット
SBI VCトレードは2023年1月25日から「SBI Web3ウォレット」の提供を開始しました。
ユーザーはSBI VCトレードで口座開設をするだけで、メタマスクなどの外部ウォレットを作らなくてもNFTの売買ができるようになります(2023年1月時点ではSBINFT Marketのみ対応)。また自動で暗号資産と円が交換されるので日本円でNFTを購入することができます。
まだSBI VCトレードの口座を持っていない方は、口座開設をする時に「規約に同意して希望する」の項目にチェックを入れるだけで申し込みできます。すでに口座を持っている方は、ログイン後の管理画面からプロフィール編集にアクセスして「SBI Web3ウォレット」の申し込みをすることができます。
会社概要
項目 | 内容 |
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会社名 | SBI VCトレード株式会社 |
所在地 | 〒106-6021 東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー |
資本金 | 13億5,000万円(資本準備金を含む) |
仮想通貨交換業登録番号 | 関東財務局長 第00011号 |
加入協会 | 一般社団法人 日本仮想通貨交換業協会(会員番号1011) |
事業内容 | 仮想通貨の交換・取引サービス、システムの提供 |
設立 | 2017年5月26日 |