国内ドラマ「リーガル・ハイ」や「コンフィデンスマンJP」、映画「ALWAYS 3丁目の夕日」など、人気・話題作の脚本を手がけてきた古沢良太の作品は、放送終了後も再放送や配信を望む声が多くあります。
また、大泉洋属する演劇ユニットであるTEAM NACSが演じた舞台「悪童」や、NetFlix独占アニメ「GREAT PRETENDER」の脚本を担当したり、自身が脚本を書いた「コンフィデンスマンJP」の電子書籍版において表紙イラストを描いたりと、脚本家だけではなく戯曲家・イラストレーターなどのマルチな才能の一面も持っています。
2023年には、現在活動休止中の嵐の松本潤が主役を努める大河ドラマ「どうする家康」の脚本を担当することとなっており、これからも大きな活躍が期待できる脚本家と言えるでしょう。
本記事では古沢良太作品の中でもおすすめのドラマ・映画を紹介したうえで、視聴するための方法までを解説していきます。
目次
古沢良太脚本のおすすめドラマ
古沢良太脚本の作品は、緻密に練り上げられた緩急のあるストーリーや、聞いていて小気味良いセリフ回しが特徴のひとつです。
漫画や小説を原作とする作品の脚本を担当することもありますが、特に評価が高いのは原作無しのオリジナル作品となっています。
そのほか、「相棒」や「動物のお医者さん」など、各話で脚本担当を務めたこともあります。
では、古沢良太が脚本を務めた作品の中でも話題性や人気が高く、おすすめとなる作品をいくつか紹介していきます。
おすすめドラマ①「鈴木先生」
2011年、武富健司作の漫画「鈴木先生」のドラマ化に際して、古沢良太が脚本を担当していました。
主役の「鈴木先生」を演じた長谷川博己は、本作品が初主演となっています。
教師ドラマとしては独特の切り口で評価も千差万別ですが、よりリアルな問題に対してどう解決していくか、中学生教師としてどのような教育をしていくべきかというテーマが物語として繰り広げられていきます。
ドラマ内では緋桜山中学の2-Aというクラスがメインで話が進んでいくのですが、随所で主役である鈴木先生の頭の中で考えていることが本人のナレーションで流れ、理論的で計算高く常に俯瞰して物事を捉えている様子と、クラスで実際に起こっている出来事が映像のなかで同時に進行しながら問題を解決していくという構成になっています。
一見頭が良く何事にも動じないように見える鈴木先生ですが、時には想定外のことに混乱したり、先生としては不適切な妄想が広がってしまうといった、人間味あふれる思考が垣間見れるのがこのドラマの面白い所です。
教師ドラマの作品でそのことを扱うのはタブーなのでは?という話題もストーリーに組み込まれており、登場人物たちと一緒に「自分ならどうするか」といった事を深く考えさせられる内容になっています。
また、生徒役として土屋太鳳、北村匠海、松岡茉優、矢作穂香、小野花梨といった、現在も活躍する俳優たちが出演しているのもポイントでしょう。特に土屋太鳳は、中学生ながらも不思議な魅力をもった聡明な生徒で、担任の鈴木先生を魅了するという難しい役柄を演じました。
視聴率はあまり振るわなかったことから、話題性は後続の古沢脚本作品と比較すると低いように感じますが、「日本民間放送連盟賞」を受賞しているなどの評価を得ており、押さえておきたい作品であることには間違いないでしょう。
おすすめドラマ②「リーガル・ハイ」
2012年10月からシーズン1、2013年4月からはシーズン2が放送された法曹界をテーマとしたドラマ「リーガル・ハイ」は古沢良太脚本の面白さを世に知らしめた作品のひとつです。
堺雅人演じる主人公「古美門研介」は弁護士という職業ながらも、金に汚く、性格もひん曲がっているという、人々が抱く弁護士のイメージとは大きくかけ離れたキャラクターです。
しかし、弁護士としては歪んだキャラクターが、法曹界における「本当の正義とは」を風刺的に突き詰めていくストーリーには、非常に引き込まれます。
古美門研介は人を圧倒させる話術の持ち主で、感情論ではなく理論とデータに基づきロジカルに話を展開していきます。
普通に考えるとそれは常識的ではないと思うことも、古美門研介の話術にかかると「言われてみればそうかもしれない」と思わされる不思議な説得力があり、それが見るものを惹き付ける要因だと思われます。
ただ、その分古美門研介のセリフ量は膨大で、演じた堺雅人ものちのインタビューで「こんなにしゃべった年はない。」と答えるほど喋り倒していますので、一話ごとの情報量も多く、見ごたえたっぷりな内容となっています。
そんな古美門研介と一緒に弁護士として働くのが、新垣結衣が演じる新人弁護士のヒロイン「黛真知子」です。
この黛真知子は古美門研介とは正反対のキャラクターで、常識やルールを重んじ感情を大切にするタイプの弁護士になります。
常にこの二人は意見が合わず対立しながらも依頼者を弁護していきます。
この二人の掛け合いが非常にコミカルで軽快に描かれているのがこのドラマの最大の魅力といえるでしょう。
論理VS感情の意見のぶつけ合いで、基本的には経験豊富でロジカルな古美門研介に軍配が上がる事が多いものの、時には黛真知子の情熱が思いがけない結果を生むこともあり、見ているものを飽きさせません。ストーリーの深さと合わせて、何度も見たいと思わせる作品となっています。
2021年3月に、弁護士ドットコム株式会社が会員弁護士を対象に実施したアンケート「弁護士が選ぶ法曹界を描いたドラマ・漫画・映画ランキング」でも堂々の1位を獲得しており、未だに人気が根強いドラマです。
おすすめドラマ③「コンフィデンスマンJP」
「信用詐欺師(コンフィデンスマン)」をテーマに据えたドラマで、2018年4月から放映されていました。
ドラマの続編は現在も制作はされていませんが、2019年・2020年・2022年と三度映画化されており、そのいずれも高い評価を得ています。
長澤まさみ演じる「ダー子」、東出昌大演じる「ボクちゃん」、小日向文世演じる「リチャード」の3人組が主人公となっており、都度豪華ゲストが出演するという形になっています。
主人公たちは「悪事を働く金持ち」を相手にする詐欺師であり、ストーリーの軸はいわゆるダークヒーローもののようなストーリーが一話完結型で繰り広げられていきます。
詐欺の対象に近づくため3人が様々なキャラクターに扮しますが、極道やCA、ターゲットの娘、美術商、女優など様々な役柄を完璧に演じるのはもちろんのこと、架空の空港やブランド、映画製作や有名な絵画など、シチュエーションまで完璧に作り上げていくのが圧巻です。
毎回数億円という大金を騙し取り、その後また数億円をかけて新たなターゲットを騙すという大規模な詐欺が繰り広げられますので、見ている側も爽快感を感じられるでしょう。
時には、最後まで何が嘘なのかわからないままストーリーが進み、ドラマ内のターゲットと一緒に種明かしを知る回などもあり、エンターテイメントとしても優れた作品となっています。
また、ただ悪党を裁いてスッキリするといっただけではなく、ファミリー要素が強めの話もあれば、終始コミカルで笑えるコメディ重視の話があるなど、一話ごとの満足感が高い作品です。
なお、劇中には各話で出てきたアイテムが端々に隠されていたり、以前に出てきたキャラクターが再登場したりなど、見返すことでさらに面白さを感じることができる作品でもあります。
古沢良太脚本のおすすめ映画とあらすじ
ドラマの人気が高く、ドラマ向けの脚本家と思われるかもしれませんが、実は映画脚本も数多く担当しています。
漫画や小説の原作ありきのものから、オリジナル脚本もいくつかあり、ドラマの出演者が映画にも出演しているといったこともあるため、ストーリー以外での楽しみ方もあります。
「実はあの作品が古沢脚本だった」なんてこともあり、その観点から一度見た映画でも再度見てみると面白い気づきがあるかもしれません。
おすすめ映画①「キサラギ」
2007年に公開された映画「キサラギ」は古沢良太初のオリジナル脚本映画で、小栗旬や香川照之などが出演していました。
今で言うところの「地下アイドル」のようなマイナーアイドルの一周忌に際して、ファンサイトを通じて、素性を隠した状態で集まった5人の男たちによるオフ会の中、そのアイドルの死に関する疑念を、それぞれの事実を通じて晴らしていくというストーリーとなっています。
アイドルの自殺という重い議題なはずなのに、個性の強いキャラクターと、古沢良太ならではの軽快なセリフの応酬で、深刻さはなくテンポよく話が進んでいきます。
ほぼ密室内で5人の男性が話していくだけですが、自殺の真相というミステリーを推理していくなかで、それぞれに抱えている問題や事情があったりして、犯人はあの人なのでは?と思っている間にまた状況が変わっていくという、終始先が読めない展開が魅力です。
元々は2003年に舞台用として書き下ろされた脚本が映像化されたものであるため、セリフの掛け合いや伏線の貼られ方が非常に面白く、最後まで見入ってしまう構成となっています。
古沢脚本における巧妙さの原点と思えるような作品であるため、一度は見て欲しい映画作品です。
おすすめ映画②「探偵はBARにいる」
北海道のすすきのを舞台にした推理小説「ススキノ探偵シリーズ」を映画化したものです。
大泉洋・松田龍平という実力派俳優2名がメインキャストとなり、原作通りに雪の降るすすきのを舞台に撮影されたことから、映像としても見ごたえのある作品となっています。
古沢良太作品に大泉洋が出演という事で、誰もが楽しめるエンターテイメント作品というイメージを持たれるかもしれませんが、内容はかなりハードボイルドです。
くすっと笑えるコミカルなシーンもありますが、基本的には重めなストーリー展開と刺激的なサスペンス要素を含み、どちらかというと大人が楽しめる作品です。
映画は3部作となっており、それぞれヒロインが1作目は小雪、2作目は尾野真千子、3作目は北川景子が出演しています。美しい女性と大泉洋演じる「探偵(名前はない)」が、恋愛ではないけど大人な関係性を築いていくストーリーも魅力の一つといえるでしょう。
なお、1作目・2作目はそれぞれ原作小説を基に脚本が作られていてかなりハードボイルド寄りな内容になります。
3作目は小説の設定を用いたオリジナルストーリーで、それまでの作品に比べるともう少しライトに見られる内容となっています。
また、この作品はアカデミー賞でも数々の賞を受賞しており、映画界でも評価の高い作品です。
ハードボイルドという古沢良太の新たな一面としても面白い作品となっています。
おすすめ映画③「エイプリルフールズ」
総勢27名のキャストによる「嘘」をテーマとした2015年4月1日公開の映画で、前述した「キサラギ」に次いで、2作目となる古沢良太オリジナル脚本作品です。
監督や音楽などのスタッフ、一部キャストは「リーガル・ハイ」からも引き続き担当・出演しており、また内容にも多少関係性が感じられる小ネタがあったりします。
戸田恵梨香演じる病院で清掃員をしている「あゆみ」と、松坂桃李演じる医師である「わたる」の妊娠騒動を主軸として話は進みますが、その裏で小学生誘拐事件や老夫婦の日常、思いがけないゲイカップルの誕生などいくつも別の事件が起きており、それぞれにストーリーが進んだのちに、最後は様々な辻褄が合うという爽快感が魅力の作品です。
嘘によるすれ違いや、登場キャラクターすべての設定が絶妙に絡み合ってストーリーが進んでいく様は、「コンフィデンスマンJP」に近い構造を感じさせます。
出てくるキャラクターが、事件に巻き込まれながらも最後は前向きに歩いて行く様子が、コメディなのになぜか涙を誘います。伏線の散りばめられ方と心に残るセリフ回しが古沢良太の真髄とも言える作品でしょう。
27名のキャストもそうそうたるメンバーで、戸田恵梨香や松坂桃李がメインキャストとして、その周りに里見浩太朗や生瀬勝久といった「リーガル・ハイ」からのベテラン勢、若き日の浜辺美波などが出演しています。
古沢良太脚本作品を視聴できるサービスは?
魅力的なドラマ・映画の多い古沢良太脚本作品ですが、視聴可能なサービスは非常に限られています。
特に、ドラマは配信されていることが少なく、今では見れないものもあります。
今回はよく使用されているサービスの中から、下記6種類を調査しました。
- U-NEXT
- FODプレミアム
- Hulu
- Amazonプライムビデオ
- TELASA
- TSUTAYA DISCAS
「TSUTAYA DISCAS」は動画配信サービスではなく、「定額レンタルサービス」になりますが、配信されている作品数が少ない古沢良太脚本作品の視聴には特に有用なサービスであるため、調査対象としています。
なお、現状唯一のアニメ作品である「GREAT PRETENDER」についてもドラマ一覧に含まれているので、併せて参考にしてみてください。
古沢脚本ドラマ:視聴可能サービス一覧表
作品名 | U-NEXT | FODプレミアム | Hulu | Amazonプライムビデオ | TELASA |
TSUTAYA
DISCAS |
アシ! | × | × | × | × | × | × |
動物のお医者さん (第3話、第5話、第7話、第8話、最終話Bパート) |
〇 | × | × | × | 〇 | 〇 |
相棒 season4 (第2話、第8話、第10話、第16話、第19話) |
× | × | × | × | 〇 | 〇 |
相棒 season5 (第2話、第7話、第11話、第16話) |
× | × | × | × | 〇 | 〇 |
相棒 season6(第11話、第12話) | × | × | × | × | 〇 | 〇 |
相棒 season7(第15話) | × | × | × | × | 〇 | 〇 |
相棒 season8(第18話) | 一話ごと有料 | × | × | × | 〇 | 〇 |
相棒 season9(第10話) | × | × | × | × | 〇 | 〇 |
相棒 season10(第12話) | × | × | × | × | 〇 | 〇 |
相棒 season11(第18話) | 一話ごと有料 | × | × | × | 〇 | 〇 |
相棒 season12(第18話) | × | × | × | × | 〇 | 〇 |
警視庁捜査一課9係 season1(第8話) | × | × | × | × | × | 〇 |
おいしいごはん 鎌倉・春日井米店 | × | × | × | × | × | × |
土曜ワイド劇場「変装捜査官・麻生ゆき3」 | × | × | × | × | × | × |
ゴンゾウ 伝説の刑事 | 〇 | × | × | × | 〇 | 〇 |
外事警察 | 一話ごと有料 | × | × | × | × | 〇 |
鈴木先生 | × | × | × | 一話ごと有料 | 一話ごと有料 | 〇 |
鈴木先生の結婚報告〜待望の休暇も心の汗が止まらないッ!〜 | × | × | × | × | × | 〇 |
リーガル・ハイ | × | × | × | × | × | 〇 |
リーガル・ハイ スペシャルドラマ | × | × | × | × | × | 〇 |
リーガルハイ(第2期) | × | × | × | × | × | 〇 |
リーガルハイ第2期スペシャルドラマ | × | × | × | × | × | 〇 |
デート〜恋とはどんなものかしら〜 | × | × | × | × | × | 〇 |
デート〜恋とはどんなものかしら〜 スペシャルドラマ:2015夏 秘湯 |
× | × | × | × | × | 〇 |
コンフィデンスマンJP | × | 〇 | × | × | × | 〇 |
コンフィデンスマンJPスペシャルドラマ:運勢編 | × | × | × | × | × | 〇 |
コンフィデンスマンIG (コンフィデンスマンJPスピンオフドラマ) |
× | × | × | × | × | × |
コンフィデンスマンMC (コンフィデンスマンJPスピンオフドラマ) |
× | × | × | × | × | × |
GREAT PRETENDER(アニメ) | × | 有料 | × | × | × | 〇 |
2022年6月現在、動画配信サービスにおいて、古沢作品のドラマは一部しか視聴することができません。
今後いずれかのサービスでも配信が開始されることもあるかもしれませんが、それまでは「TSUTAYA DISCUS」一強になります。
特に、どのサービスでも配信されていない「リーガル・ハイ」や「デート〜恋とはどんなものかしら〜」はTSUTAYA DISCUSしか視聴できません。
定額で視聴することできるDVD本数が決まっているものの、唯一視聴可能なサービスですので、こちらを利用することをおすすめします。
もしくは、人気作品のひとつ「コンフィデンスマンJP」のみを見るのであれば、FODプレミアムを利用することになるでしょう。
後述しますが、FODプレミアムでは「コンフィデンスマンJP」の劇場版3部作を見放題で視聴することも可能です。
古沢脚本映画:視聴可能サービス一覧表
作品名 | U-NEXT | FODプレミアム | Hulu | Amazonプライムビデオ | TELASA |
TSUTAYA DISCAS
|
ALWAYS 三丁目の夕日 | 〇 | × | 〇 | 有料 | 〇 | 〇 |
キサラギ | × | × | × | × | × | 〇 |
ALWAYS 続・三丁目の夕日 | 〇 | × | 〇 | 有料 | 〇 | 〇 |
釣りキチ三平 | × | × | × | × | × | 〇 |
60歳のラブレター | 〇 | × | 〇 | 有料 | × | 〇 |
探偵はBARにいる | 〇 | × | 〇 | 有料 | × | 〇 |
ALWAYS 三丁目の夕日'64 | 〇 | × | 〇 | 有料 | 〇 | 〇 |
外事警察 その男に騙されるな | 〇 | 〇 | × | × | × | 〇 |
映画 鈴木先生 | 〇 | × | × | × | × | 〇 |
探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点 | 〇 | × | 〇 | 有料 | × | 〇 |
少年H | × | × | × | × | × | 〇 |
寄生獣 | 〇 | 有料 | × | 有料 | × | 〇 |
寄生獣 完結編 | 〇 | 有料 | × | 有料 | × | 〇 |
エイプリルフールズ | 〇 | 〇 | × | × | × | 〇 |
GAMBA ガンバと仲間たち | 〇 | 有料 | × | 有料 | × | 〇 |
スキャナー 記憶のカケラをよむ男 | × | × | × | × | × | 〇 |
ミックス。 | 〇 | 〇 | × | 有料 | 有料 | 〇 |
探偵はBARにいる3 | 〇 | 有料 | 〇 | 有料 | × | 〇 |
コンフィデンスマンJP -ロマンス編 | 〇 | 〇 | × | 有料 | 〇 | 〇 |
コンフィデンスマンJP -プリンセス編 | 有料 | 〇 | × | 有料 | 有料 | 〇 |
コンフィデンスマンJP -英雄編 | 有料 | 〇 | × | 有料 | 有料 | × |
ドラマとは異なり、映画の方はさまざまなサービスで視聴可能です。
ただ、人気作品・新しめの作品は別途追加費用がかかることもあるため、契約時には定額見放題対象かどうかは確認しておきましょう。
映画だけを見るのであれば、「U-NEXT」が最もおすすめです。
「コンフィデンスマンJP」の2作目・3作目は有料となっていますが、定額コースでは月々の更新でボーナスポイントが付与されるため、これを活用すれば追加費用無しで視聴することができます。
作品数も最も多く、いつでも見ることができるので、映画作品を優先するのであれば「U-NEXT」がベストでしょう。
「コンフィデンスマンJP」に限れば「FODプレミアム」も選択肢に入りますが、オリジナル脚本作品以外は視聴不可もしくは別途費用がかかることは覚えておいてください。
TSUTAYA DISCUSもほとんどの作品が視聴可能ですが、都度DVDをレンタルしなければいけない手間と、DVD化するまでは最新作を見ることができないという点がネックです。
古沢良太脚本作品は今後の配信を待ってもOK
古沢良太脚本作品において、特にドラマの配信は非常に少なく、人気の高い「リーガルハイ」はほぼ視聴不可となっていますが、その中の理由に出演者の事情が関係しています。
これまでは地上波でも再放送されることがなく、動画配信も絶望的と一時期言われていましたが、2022年にはケーブルテレビなどで放送されることがあるようになりました。
そのため、今は視聴不可であっても今後配信されるという可能性もなくはありません。
ただ、動画配信サービスにこだわらず、ゆっくりと視聴していきたいというのであれば、現在は「TSUTAYA DISCAS」での定額レンタルが最もおすすめです。
今見られる作品を見るか、配信を待って好きなときに視聴するかを考えて、サービスを選ぶようにしてください。