FXは副業として始めよう!初心者の会社員でも取引しやすい理由を紹介

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FXは平日ほぼ24時間取引できる、数少ない投資手法のひとつです。
よって会社員や自営業など日中に本業がある方でも、比較的負担が少なく取り組むことができます。

そんな日頃副業しにくい方にFXがおすすめの理由は、他にも多くあります。
副業する際のポイントや初心者が始める際のコツ、気を付けたい注意点などを網羅して解説しますので、ぜひ参考にしてください。

FXが投資初心者の副業におすすめできる理由5選

FXとは、為替を取引して利益を出す投資手法のこと。
米ドル/円やユーロ/米ドルといったメジャーな通貨ペアが多く取引されています。

そんなFXは副業とするにもおすすめです。その理由を3つご説明します。

平日ほぼ24時間いつでも取引できる

1つ目の理由は、平日ほぼ24時間いつでも取引できるからです。

日本で取引量の多い投資手法といえば株式投資ですが、日本の株式相場が開いているのは日中の9時〜15時となっており、日中に仕事をしている会社員は取引が難しいのが現状です。

しかしFXなら会社へ通勤している朝の時間帯や、会社から帰宅した夜の時間帯で取引ができるので、会社員でも副業として気軽に始められます。

少額から投資にチャレンジできる

2つ目の理由は、少額から投資に挑戦できるからです。

FXには「レバレッジ」というしくみがあり、日本では最大25倍までレバレッジがかけられます。
例えば10万円を元手にFXを始めるなら、最大で250万円分の資金として活用することが可能です。

現在日本の預金金利はかなり低く、なかなか貯金ができないという人も多くいます。
金融広報中央委員会の最新調査によると、単身世帯の金融資産保有額の中央値は「50万円」、金融資産を持っていない単身世帯はなんと「36.2%」でした。
金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査(2020年)のポイント」より抜粋)

貯蓄がしにくい現代、少ない元手でも投資できる手段は価値があると言えるでしょう。
生活資金を確保した上で、余剰資金で少額から投資に挑戦するのがおすすめです。

FXを通じて世界経済に詳しくなれる

3つ目の理由は、FXを通して世界経済に詳しくなれるからです。

FXは為替の動きを使ってお金を増やしていくので、必然的に世界経済の状況や為替を動かす要因などを勉強するようになります。

FXを通して広がった知識は、結果的に本業にも活かされることもあるでしょう。
副業した結果が本業に返ってくるような、好循環を生むことが可能です。

利益20万円まで確定申告不要

4つ目は、利益20万円までなら確定申告が不要だからです。

会社員が何らかの副業を行う場合、給与所得以外の合計が20万円を超える場合は確定申告が必要になります。

もちろんFXを副業として行っても、年間利益が20万円までなら確定申告せずとも問題はありませんので、適度に収入を得たい方におすすめです。

ただし年収2,000万円を超える場合は確定申告が必要になりますのでご注意ください。

会社にばれることなく取引可能

5つ目は、会社にばれずに取引可能だからです。

近年は副業が解禁された会社も増加していますが、それでも会社に副業していることを隠したい方も多いでしょう。

まず年間利益が20万円までなら確定申告が不要なので、会社にばれることがまずありません。
また年間20万円以上の利益を上げた場合でも、住民税の支払方法を自分で納める「普通徴収」にしておけば、会社に副業がばれる可能性は限りなく低くなります。

ただし自治体によっては特別徴収を強く推進していることもありますので、会社で住民税を普通徴収にできるのか、それとなく確認しておくといいでしょう。

FX初心者が副業で取引したら?取引の流れをシミュレーション

もし日中会社員として勤務されている方が、FXに副業として取り組んだ場合、どのようなスケジュールになるのでしょうか?
また取引の利益がどの程度期待できそうなのでしょうか?さっそくシュミレーションしてみましょう。

まず取引出来る時間帯は、主に次の3つです。

  • 通勤時間帯(8時〜9時ごろ):約30分〜1時間
  • ランチタイム(12時〜13時ごろ):約30分
  • 帰宅後の余暇時間(21時〜24時ごろ):約2〜3時間

取引できる時間は人それぞれですが、まとまった時間が取れるのがやはり夜の余暇時間でしょう。
ただ朝や昼の時間帯でも、数十分程度であれば相場を確認することができそうです。

では毎日朝に3分と夜2時間ずつFX取引を行った場合、どれくらい取引ができるのでしょうか?試算してみました。

  • 米ドル/円を元手約88,000円(=20,000通貨)で取引
  • 15pips (0.15円)ごとに利益確定
  • 1日3回利益確定できたとする
  • レバレッジは25倍、為替レートは1米ドル110円からスタートしたとする
  • スプレッドや税金(20.315%)は考慮しないものとする

      レバレッジは高めのですが、15pips(0.15円)という小さめの値動きを狙った短期トレードのスタイルですので、副業として行いやすいものを条件としました。

      そして、こうしたトレードを行った場合のシミュレーションが次のようになります。

        取引時間 運用金額 利益額 利益額(合計)
        88,000円 3,000円 3,000円
        夜(1回目) 88,000円 3,000円 6,000円
        夜(2回目) 88,000円 3,000円 9,000円

        上記の条件下において1日3回トレードした結果、約9,000円の利益が得られることが分かりました。

        もちろん毎回このように利益が積み上がるわけではありませんが、もし週3回でもこのように勝てたら、週で27,000円、月で108,000円の利益が積み上がる計算になります。

        初心者が副業でFXを始める際の注意点

        FXを副業として始める場合に、押さえておきたい注意点をご紹介します。

        この内容さえ押さえておけば、大きく間違った取引をすることはないはずです。

        日中のハイレバレッジは避ける

        1点目は、日中のハイレバレッジは避けることです。

        FXの重要な要素といえば、レバレッジ。
        レバレッジとは「てこの原理」を指し、一定のお金を数倍〜数十倍の価値に膨らませて取引ができるしくみです。

        日本国内では現在、最大25倍までレバレッジをきかせることができますが、ハイレバレッジをかけて取引した場合、大きなマイナスにつながりやすくなります。

        そして追加の資金を投入する「追証(追加証拠金)」が必要となったり、一定ラインを割ると強制決済される「ロスカット」の対象となったりしてしまいます。

        特に日中本業で勤務している間に、ハイレバレッジで取引を続けていると、思わぬ損失に繋がってしまい危険です。

        まず取引に慣れるまでは2〜3倍のローレバレッジから始め、徐々にレバレッジを上げていくこと。
        そしてハイレバレッジでの取引は、集中して取引できる朝の時間帯や夜の時間帯に絞ることを意識されるといいでしょう。

        トレードする時間帯を固定する

        2点目は、トレードする時間帯を固定することです。

        FXはほぼ24時間取引できる投資手法ですが、取引が特に活発になる時間帯があります。
        取引量が多いほど、利益確定チャンスも増加します。よって、この時間帯を狙って取引をするのがおすすめです。

        • 朝の時間帯:8時〜9時
        • 昼の時間帯:10時半〜11時半
        • 夜の時間帯:21時半〜23時

        また各通貨の値動きは時間帯によって多少の癖があります。
        朝や夜など落ち着いて取引ができる時間帯にあえて限定し、トレードを繰り返した方が、経験が効率的に積み上がるでしょう。

        なおFXの取引時間帯における特徴は、以下の記事で詳しく解説しています。

        睡眠時間を確保する

        3点目は、睡眠時間をきちんと確保することです。

        副業トレーダーにありがちなトラブルが、夜に取引に集中するあまり、日中の本業に差し支えること。こうしたトラブルは実は少なくありません。

        しかし本業に影響が出てしまうと副業が会社にばれてしまうかもしれませんし、仕事中の思わぬトラブルや体調不良にもつながる可能性もあります。

        取引時間をある程度限定し、しっかり休息を確保するのがおすすめです。

        取引コスト(スプレッド)を意識する

        4点目は、取引コストを意識することです。

        資産運用には何かとコストがつきもの。
        このコストが高いほど実際に得られる利益が減るため、コストには敏感になった方がいいでしょう。

        FX取引は取引手数料は基本的にありませんが、各通貨ペアごとに設定されている「スプレッド」が実質的なコストとして取引タイミングごとにかかります。

        また外貨へ交換する際の「両替手数料」や、出金する際の「出金手数料」もかかる場合がありますので、事前に確認しておくのが重要です。

        日本では米ドル/円ペアの取引が多いので、どのFX業者もこの通貨ペアのスプレッドはかなり狭く設定しています。
        こちらの記事にスプレッド比較表を掲載しておりますので、あわせてご確認ください。

         

        キャピタルゲインだけでなくインカムゲインも意識する

        5点目は、キャピタルゲインだけでなく、インカムゲインも意識することです。
        それぞれの内容は以下の通りです。

        キャピタルゲイン

        「買い」と「売り」の価格差から得られる利益のこと。
        通貨ペアの値動きを利用して獲得する。

        インカムゲイン(利息収入・スワップポイント)

        通貨を保有していると得られる金利収入のこと。
        為替によっては金利分を差し引かれることもあるので注意が必要となる。

        例えば株式投資の通常取引(現物取引)の場合は、値下がり局面だと損失が拡大していくため、取引が積極的に行いにくくなります。

        一方のFXでは、買いからも売りからも取引が始められるので、値上がり局面・値下がり局面ともにキャピタルゲインを得られるチャンスがあるのが特徴です。
        そのときの為替チャートを見ながら、適したタイミングで買いや売りを繰り返し、小さな利益を積み上げるといいでしょう。

        またFXで短期的な取引を行う場合は、主にキャピタルゲインから利益を得ますが、長期的に外貨を保有する場合は、インカムゲインとして利息収入「スワップポイント」が得られます。
        このスワップポイントは、外貨と日本円の差から得られます。例えばGMOクリック証券でトルコリラ/円のペアを買いポジションで1万通貨分持っていた場合、1日あたり40円程度のスワップポイントが受け取れます。


        参考:GMOクリック証券「FXネオ スワップポイントカレンダー(2021年6月)

        このスワップポイントは平日のみ受け取れますので、もしこのまま1か月(20日間)持ち続けた場合は、1か月で800円の利息収入が受け取れるのです。
        もちろん外貨は為替変動リスクがありますが、日本の預貯金の低い金利と比較すると、かなりインパクトのある利益でしょう。

        ご自身の投資方針に合わせて、キャピタルゲインやインカムゲインを得るといいですね。

        まずはデモトレードから始める

        4つ目は、デモトレードから始めることです。FXは比較的値動きが激しい投資手法なので、慎重な取引が求められます。そのため各FX業者は0円で利用できるデモ取引ツールを用意し、まずは十分にトレーニングを積めるようにしているのです。

        デモトレードは30日間や90日間といった利用期間が定められていますので、その期間内で効率良く練習し、自分なりの取引ルールや勝ちパターンを編み出しておくといいでしょう。

        特に大切なポイントは、なるべく本取引に近い環境でデモトレードすることです。詳しくはこちらの記事で解説しております。

        社会人でも使いやすい!おすすめFX会社3選

        最後に、社会人でも使いやすいFX会社について紹介していきます。

        これらは取引数量が少なく済んだり、スマホアプリが充実していたり、情報をキャッチしやすかったりとそれぞれ特徴が異なっています。

        自分の生活リズムにあったFX会社を選び、取引していきましょう!

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