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手数料(スプレッド)からFX会社を比較
FX取引における実質的な手数料として知られているの「スプレッド」です。
「注文するときの手数料」については現在ほとんどのFX会社が無料になっているので取引コストを少しでも下げたいのであれば、「スプレッド」に注目して比較するのが良いでしょう。
まずは、「スプレッド」をイマイチ理解できていない人のために、スプレッドの概要を解説して、FX各社のスプレッドを比較していきます。
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FXのスプレッドとは
FXのスプレッドとは、取引する通貨ペアの買値(bid)と売値(ask)にある差額のことです。例えば
「米ドル/円 (USD/JPY)」をトレードした時に、買値(bid)が「140.5円」で売値が「140.3円」だったとします。この時の差額である「0.2円=20銭」がスプレッドになります。
実際のスプレッドは「米ドル/円 (USD/JPY)」だと「0.2銭」の会社が多いですが、それぞれのFX会社でスプレッドを設定しているため、サービスによってスプレッドが異なります。
スプレッドの表し方~広い・狭い~
スプレッド(spread)とは、英語で「広がり」「幅」「広さ」と意味を持っていて、FXのスプレッドの意味も同じように「広さ」を表しています。
スプレッドとは実質的な手数料となりますので、一般的にスプレッドが狭いほどお得な取引ができるといえます。
しかしスプレッド幅に条件がついていたり、 時間帯によっては急にスプレッド幅が拡大するFX会社も存在する為スプレッド幅を確認すると同時にスプレッド幅の安定性にも注意して確認する必要があります。
原則固定スプレッドと変動スプレッドの違い
FX会社の管理画面や注文画面には必ずスプレッドが表示されており、「スプレッド」「spread」「SP」と表示していることがほとんどでしょう。
表示の仕方は、その通貨ペアの差額を小数点で記載しており、ドル円の場合は「0.3」や「0.4」に設定されている会社が多いと思います。
(DMM FXより)
スプレッドと呼ばれるものは大きく分けて2種類あり、原則的に変わらないのが「原則固定スプレッド」。
相場の状況次第でスプレッドが変わることを「変動スプレッド」といいます。
原則固定スプレッドのFX会社は、例えば米ドル/円の相場は0.3銭、ユーロ/円相場は0.7銭というようにスプレッドを設定し、経済指標発表や為替相場の変動が激しくなる時には変動しますが、基本的には固定されています。
原則固定スプレッドのFX会社を利用する場合、いつも一定のスプレッドが設定されているため、安定して利益が出しやすいというメリットがあります。
一方の変動スプレッドは、相場の状況に応じてスプレッドが広がりますが、特に大きな動きがない場合は変動スプレッドの方がスプレッドが狭くなっていることが多いです。
「原則固定スプレッド」
基本的に24時間365日というように原則的に固定されていますが、経済指標発表前後や為替相場変動が激しくなる時には変動します。
多くのFX会社がこの「原則固定」です。
「変動スプレッド」
一方の変動スプレッドでは、スプレッドが常に変動する可能性があります。
ですが、特に大きな動きがない場合は原則固定スプレッドよりも狭い場合もあります。
スプレッドが広がる理由とは?
原則固定スプレッドと変動スプレッドを利用する上で覚えておきたいのは、どんな時にスプレッドに差が出るのか?ということです。
経済指標発表後や週明けの月曜日の朝方などは、FX会社のスプレッドが大きく開いていることがあります。
これは、経済が大きく変動したときです。
経済指標の発表内容が重要な経済統計であったり、何か大きな経済ニュースが流れて為替相場が大きく動くと、スプレッドは拡大していきます。
過去にも、◯◯ショックや◯◯危機と呼ばれる事態や災害などで経済が不安定になったとき、スプレッドが通常の何倍にも広がったこともあります。
手数料(スプレッド)でFX業者を比較
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出典:GMO外貨のスプレッド
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※ スプレッド0は1注文あたり10万通貨まで適用 ※ 対象通貨ペア:米ドル/円・ユーロ/米ドル ※ 例外あり(相場急変時、重要指標発表時間帯など)
※スプレッド提示時間:【USD/JPY:スプレット0 EUR/USD:スプレット0】
・AM9:00~翌AM2:00(米国東部標準時間採用時)・AM8:00~翌AM1:00(米国東部夏時間採用時)
【USD/JPY:スプレット0.1 EUR/USD:スプレット0.1】
・翌AM2:00~翌AM6:00(米国東部標準時間採用時)・翌AM1:00~翌AM5:00(米国東部夏時間採用時)
【USD/JPY:スプレット2.8 EUR/USD:スプレット2.6】
・AM7:15~AM9:00 翌AM6:00~翌AM7:00(米国東部標準時間採用時)・AM6:15~AM8:00 翌AM5:00~翌AM6:00(米国東部夏時間採用時)
・AM7:15~AM9:00 翌AM6:00~翌AM6:55(金曜:米国東部標準時間採用時)・AM6:15~AM8:00 翌AM5:00~翌AM5:55(金曜米国東部夏時間採用時)
ThinkMarketsの基本情報 | |
取引通貨単位 | 1,000通貨単位 |
レバレッジ | 最大25倍 |
スプレッド(午前9時~翌午前6時)原則固定※例外あり | 米ドル/円:0 ユーロ/米ドル:0 |
取引手数料 | 無料 |
通貨ペア | 77通貨 |
月間費用 | 1,500円・3,000円・5,000円 の3コース |
- サブスクFXでスプレッドコスト「0」
- 1000通貨からの少額からの取引OK
- インターバンク市場に準じたレートで取引できる
- サブクスも3コースから選べる
- バックテストが可能な取引シミュレーションツール「Traders Gym」も利用可能
「ThinkMarkets」は日本で初となるサブスクの「FX」です。月額1,500円を支払うことで、人気通貨ペアの米ドル/円とユーロ/米ドルのスプレッドが「0」でトレードできます。
サブスクFXは頻繁にFXトレードする人にとっては嬉しいサービスになると思います。興味がある方はぜひ試してみてみると良いでしょう。
「ThinkMarkets」では、2023年4月25日からバックテストが可能な取引シミュレーションツール「Traders Gym(トレーダーズジム)」の提供を開始しています。このツールは、77通貨全てで利用できるうえ、シミュレーションや期間などカスタマイズ性も高いです。トレーダーズジムが利用できるのは、サブスクリプションコースの「サファイア(月額3,000円)」、または「ダイヤモンド(月額5,000円)」のユーザーのみで、「ルビー( 月額 1,500円)」は利用できないので注意するようにしましょう。
サブスクFXでスプレッドが0
各FX会社の主要スプレッド比較
FX会社 | ドル/円 | ユーロ/円 | 豪ドル/円 | NZドル/円 |
SBI FX(※1) | 0.18銭 | 0.48銭 | 0.58銭 | 1.18銭 |
松井証券のFX(※2) | 0.2銭 | 0.5銭 | 0.4銭 | 1.2銭 |
ヒロセ通商 | 0.2銭 | 0.4銭 | 0.6銭 | 0.8銭 |
みんなのFX | 0.2銭 | 0.4銭 | 0.6銭 | 0.7銭 |
LIGHT FX | 0.2銭 | 0.4銭 | 0.6銭 | 0.7銭 |
au カブコム | 0.2銭 | 0.5銭 | 0.6銭 | 2.2銭 |
DMM FX | 0.2銭 | 0.5銭 | 0.6銭 | 0.7銭 |
外為オンライン | 1.0銭 | 2.0銭 | 3.0銭 | 6.0銭 |
GMOクリック証券 | 0.2銭 | 0.5銭 | 0.6銭 | 0.7銭 |
GMO外貨 | 0.2銭 | 0.4銭 | 0.5銭 | 0.7銭 |
外為どっとコム | 0.2銭 | 0.4銭 | 0.5銭 | 0.7銭 |
楽天FX | 0.2銭 | 0.5銭 | 0.6銭 | 1.2銭 |
FXブロードネット | 0.2銭 | 0.5銭 | 0.6銭 | 1.3銭 |
IG証券 | 0.2銭 | 0.5銭 | 0.7銭 | 1.1銭 |
LINE FX | 0.2銭 | 0.5銭 | 0.5銭 | 1.2銭 |
OANDA | 0.5銭 | 0.4~1.1銭 | 0.6~1.0銭 | 1.0銭 |
※2023年09月06日時点
※原則固定・例外あり
※青文字はキャンペーン適用スプレッド。詳細は公式HPをご確認ください。
※1(SBIFXトレード:注文数量1~100万通貨まで)
※2(松井証券のFX:数量上限以内の成行(ストリーミング)注文)
手数料(スプレッド)の仕組みを理解して低コストなFX会社を選ぼう!
いかがでしたでしょうか。
FXの手数料(スプレッド)について上記を読んで、理解できれば幸いです。
FX会社選びに迷っている方はまず、「手数料が無料」「スプレッドが狭い」といった、取引にかかってくるコストから比較してみてはいかがでしょうか。